江蘇・南京で112年ぶり降雨量、上海で航空便の遅れ 災害 2017.06.12 中国華東地区で連日の大雨が続く中、江蘇省南京市では10日、降雨量が過去112年間で最多を記録、当局が大雨で3段階で最高の「赤色」警報を発令した。上海市でも10日、大雨のため虹橋、浦東の2空港で遅延、欠航が相次いだラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が10日伝えた。 南京気象当局によると、10日午後1時50分までの雨量が207.6ミリとなり記録が残る1905年以降で最多となった。同省の鎮江、揚州、泰州、常州、無錫、蘇州北部、南通でも雷、強風を伴う大雨となった。 10日付香港星島日報によると、上海の2空港では10日、大雨のため運航能力が約半分に低下。上海虹橋空港では同日18便が欠航し約半数の便で遅れが出た。浦東空港で10日までに40便が遅延した。