インド兵76人負傷、捕虜10人 中国が現地で道路工事

2020年6月19日印 香港メディア東網によると、インド北部ラダック地区のガルワン渓谷で起きた中国とインド両軍の衝突で、インドのメディアは18日、インド側の負傷者は76人に上ったと報じた。また、10人が捕虜となったが、中国側が18日に釈放した。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、両軍の衝突前、中国側がガルワン湾渓谷で道の拡幅や川のせき止めなどの工事を活発化させていたことが、人工衛星写真の分析で分かった。付近の車両数は、インド側の30~40台に対し、中国側は100台近い。

 中国とインドの現場指揮官が18日、3日間で3回目となる交渉を行い、捕虜の釈放が決まった。釈放された捕虜にけがはなかった。また、インド軍は、衝突中に失跡した兵士はいないと発表。死傷者数は集計中とした。

 ガルワン渓谷は、4000キロ超の中印国境の一部で、両国の実効支配線が通る。衝突後、中印外相が会談し、事態がエスカレートしないよう試みているが、兵士20人が死亡したインド側で反中国の声が高まっている。

★参考情報★
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インド兵76人負傷、捕虜10人 中国が現地で道路工事

2020年6月19日印 香港メディア東網によると、インド北部ラダック地区のガルワン渓谷で起きた中国とインド両軍の衝突で、インドのメディアは18日、インド側の負傷者は76人に上ったと報じた。また、10人が捕虜となったが、中国側が18日に釈放した。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、両軍の衝突前、中国側がガルワン湾渓谷で道の拡幅や川のせき止めなどの工事を活発化させていたことが、人工衛星写真の分析で分かった。付近の車両数は、インド側の30~40台に対し、中国側は100台近い。

 中国とインドの現場指揮官が18日、3日間で3回目となる交渉を行い、捕虜の釈放が決まった。釈放された捕虜にけがはなかった。また、インド軍は、衝突中に失跡した兵士はいないと発表。死傷者数は集計中とした。

 ガルワン渓谷は、4000キロ超の中印国境の一部で、両国の実効支配線が通る。衝突後、中印外相が会談し、事態がエスカレートしないよう試みているが、兵士20人が死亡したインド側で反中国の声が高まっている。

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