軍人、公務員、教員の年金を減らすことなどを内容とする、年金改革法案の審議が立法院(議会)の司法・法制委員会で19日始まりました。風伝媒が伝えました(写真は風伝媒のキャプチャー)。
「年金改革監督連盟」の元軍人らの団体が18日夜から、立法院周辺で泊まり込みを始めました。19日午前7時からは、団体のメンバーが出動して、議員の登院阻止を試みました。
立法院周辺では警官隊2000人が派遣され、輪番で厳重な警戒にあたっています。
立法院ではちょうどこの日、「未来志向のインフラ整備」に関し、地方首長を集めた公聴会が開かれました。
与党・民進党系の首長が相次ぎ立法院を訪れたため、「飛んで火に入る夏の虫」状態となって、年金改革に反対する団体メンバーにもみくちゃになる騒ぎとなりました。
無党派の柯文哲・台北市長だけは、団体に邪魔されず、立法院に入りました。
◆自身も突入経験ある台北市長「もっとバリケードを」
柯市長は、立法院周辺を警備する台北市警察局の上司として、有刺鉄線などを使ったバリケード「拒馬」をもっと沢山使い、警察力の消耗を軽減するべきだと述べました。
柯市長は、警察官を人の盾とする警備には反対。長時間、警備に当たると警察官の疲労がたまるとして、拒馬など物理力による警備を提案しました。
市長は、自身が立法院に突入した経験があり、その時の経験に基づく提案のようで、説得力があります。