台北~桃園空港MRT近く開通、台北駅で搭乗手続き可能に

 2017年上半期(1~6月)中に開業予定の台北~桃園MRT(桃園捷運)について、台湾財政部関務署はこのほど、台湾桃園国際空港の利用客を対象に、台北駅で搭乗手続きと手荷物の預け入れができるようになることを明らかにしました。風伝媒が伝えました。

 

 桃園捷運は全長53キロ。台北駅、新北市の新荘地区、台湾国際空港、桃園市大園地区などを結びます。

 

 関務署は、各航空会社と協力。台北駅に自動チェックイン機(In-Town Check-In, ITCI)を設置し、搭乗手続きと手荷物の預け入れができるようにします。手荷物は、そのまま同空港の手荷物作業区を経由し、各便に運ばれるとのことです。

 

 サービスの時間は午前6時から午後9時半まで。離陸3時間前までに手続きを終えることが必要です。税の自動還付機(Kiosk)も設置され、2万4000元(約8万円)までの税の払い戻しが受けられます。

 

 旅客は、手荷物を預けて身軽になって、出発までの間、観光が楽しめるなど時間が有効に使えます。空港側にとっても、チェックイン・カウンターの混雑緩和というメリットがあるそうです。

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