蔡英文総統の支持率下がる、行政院長への不満足、初めて過半数

 TISR台湾指標民調公司が9月下旬に行った世論調査によると、蔡英文総統への支持率が46.5%、不支持率が36.5%、同総統の施策に対し満足している市民の割合は38.4%、不満足が48.3%でした。林全・行政院長(首相)の施策に対しては満足が28%、不満足が53%となり、不満足が初めて半数を超えました。民報が伝えました。

 与党・民主進歩党(民進党)支持者の中でも、林・行政院長への不満足は45.5%、満足が43.2%で、不満足が満足を初めて上回りました。

 同社は、蔡英文総統の5月20日の就任後、半月に1回、蔡総統と林行政院長への支持率、施策への満足率を調べ公表してます。
 台湾経済の現状について「良好」が11.4%、「良くない」が79.5%で、前回の9月上旬の調査時に比べ、「良好」は1.5ポイント下がりましたが、「良くない」は1.8ポイント上昇しました。

 政党に対する好感度は、民進党が2.2ポイント下がって48.5%、国民党は0.8ポイント増して40.3ポイント(計算の都合で「ポイント」表示)、中国共産党は1.8ポイント下がって31.4ポイントとなりました。

 蔡政権に対する不満が、閣僚から総統、与党にまで広がっていることが伺えます。

 

(参考)http://www.peoplenews.tw/news/cb88abcd-214e-48de-a4d7-08952450ddb7

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