新型コロナで2省が緊急対応レベル引き下げ

 山東、河南の両省が5日、新型コロナウイルスに関し、「重大突発公衆衛生事件」の緊急対応レベルを4段階で下から2番目の3級(比較的重大)に6日付けで引き下げると発表した。5日現在、中国31省(自治区、直轄市)のうち、最高レベルの「1級」(特に重大)はなし。「2級」(重大)は8省、3級(比較的重大)は21省、4級(一般)は2省だった。ニュースサイトの人民網が6日伝えた。

 5月5日現在、北京、天津、河北、上海、湖北、広東、チベット、寧夏の各省(自治区、直轄地)が2級を維持している。

 新型コロナの感染拡大後、浙江と広東、湖南の3省は1月23日に、他省に先駆けて1級を宣言。翌24日、15省も1級の体制を発動した。感染の発端となった湖北省は22日に2級の体制を発動した後、24日に1級に格上げした。1月30日には31省全部が1級となった。

 その後、2月末から3月初めに等級の見直しが始まり、北京・天津・河北(京津冀)地区は4月30日に2級に引き下げた。湖北省が5月2日に2級に移行後、全31省が1級体制から脱却した。

新型コロナで2省が緊急対応レベル引き下げ

 山東、河南の両省が5日、新型コロナウイルスに関し、「重大突発公衆衛生事件」の緊急対応レベルを4段階で下から2番目の3級(比較的重大)に6日付けで引き下げると発表した。5日現在、中国31省(自治区、直轄市)のうち、最高レベルの「1級」(特に重大)はなし。「2級」(重大)は8省、3級(比較的重大)は21省、4級(一般)は2省だった。ニュースサイトの人民網が6日伝えた。

 5月5日現在、北京、天津、河北、上海、湖北、広東、チベット、寧夏の各省(自治区、直轄地)が2級を維持している。

 新型コロナの感染拡大後、浙江と広東、湖南の3省は1月23日に、他省に先駆けて1級を宣言。翌24日、15省も1級の体制を発動した。感染の発端となった湖北省は22日に2級の体制を発動した後、24日に1級に格上げした。1月30日には31省全部が1級となった。

 その後、2月末から3月初めに等級の見直しが始まり、北京・天津・河北(京津冀)地区は4月30日に2級に引き下げた。湖北省が5月2日に2級に移行後、全31省が1級体制から脱却した。
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