ニュースサイトの中国新聞網によると、中国の保健当局は30日、北京市中心部の朝陽区について、新型コロナウイルス感染の「高リスク地区」から「低リスク地区」に引き下げた。朝陽区は、中国全土で唯一「高リスク地区」に指定されていた。（写真は百度のキャプチャー）
北京市では14日連続で、新型コロナ肺炎の新たな患者が確認されていない。北京市の新型コロナ肺炎患者は30日午前0時までの累計で419人、退院者は407人、死者は9人となっている。
北京市朝陽区では4月20日、海外から帰国した1人と家族3人が新型コロナウイルス肺炎患者と確認された。患者の集団発生により、朝陽区は新型コロナ感染の「高リスク地区」に分類された。ただその後は、13日連続で感染者が出ていない。
北京日報によると、北京市政府は29日、新型コロナ対策の記者会見で、北京への出張者や帰還者について、中国の「低リスク地区」から来た場合は14日間の隔離を免除すると発表した。現在、隔離中のケースについては解除を認める。
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