米軍機、香港沖飛行中に中国機から妨害、「非常に危険」と米軍関係者

 米国防総省関係者は、米軍のP3哨戒機が香港の南方240キロメートルを飛行中、中国軍のJ(殲)10戦闘機2機から妨害を受けたことを明らかにした。関係者は「非常に危険な行為」と指摘した。東網が伝えた。

 中国国防部の呉謙報道官は28日「中国軍機の活動はプロフェッショナルなもので、安全だった」と反発した。呉報道官によると、米軍機が18日、香港の南東海域を偵察活動を行ったため、中国機が法に従い識別のための行動を行った。

 呉報道官はまた「最近、米軍が数回に渡り艦載機を発進させ、中国の海と空での活動をじゃまし中国の主権を侵害している。米軍の行動が、中米海空軍間で起きる安全問題の根源にある」と語った。

【関連記事・情報】
●中国機2機、東シナ海で米機上空で背面飛行●南シナ海にJ11戦闘機配備か、作戦空域格段に広がる
●中国軍が宮古海峡などに27機、空自機10機出動、米軍も

タイトルとURLをコピーしました