国家安全危害罪で日本人6人拘束か、今年3月山東と海南で

 日本政府筋によると、中国当局はこのほど「国家の安全に危害を与えた」疑いで、今年3月、山東省と海南省で日本人6人を拘束した。日本の報道を引用し、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が22日伝えた。

 海南省では、温泉開発を委託された20代~50代の日本人男性3人が中国国家安全局に拘束された。

 中国外交部の華春瑩報道官は22日、「日本人が中国で違法活動を行い取り調べを行っている。日本の中国駐在機関には既に通知した」と語り拘束の事実を認めた。

 中国当局は2015年以降、スパイ罪で日本人5人を拘束。16年7月には「日中青年交流協会」の鈴木英司理事長を拘束し、今年2月、正式に逮捕した。

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