トランプ米大統領は4月29日、米CBSテレビの取材に対し、昨年の米大統領選の際、民主党のメールサーバーに侵入したのは中国のハッカーだったとの見方を示した。米連邦捜査局(FBI)などはロシアのハッカーが大統領選に介入するため侵入したとみている。トランプ氏の新説が内外の波紋を呼ぶ可能性がある。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が伝えた。
トランプ大統領によると、11月8日の大統領選挙直前、自分に競争相手である民主党のメールサーバーに中国のハッカーが侵入した。大統領は「多分、中国だ。数多くの異なる団体によるものだ」と述べた。ただ証拠は示していない。
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