台湾総統、最新鋭のステルス戦闘機「F35」購入に意欲、中国は反発

(風伝媒のキャプチャー)

 蔡英文総統は27日、ロイター通信の単独取材を受けた際、米国から最新鋭のステルス戦闘機「F35」の購入に意欲を示した。中央社が伝えた。

 蔡総統は「軍事的な調達は、防御戦略に従い行われる。F35の購入は、戦略上、確実に意義のあることで、われわれは排除しない」と述べた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国国防部の楊宇軍報道官は27日午後、定例記者会見で、米ロッキード・マーティン社が台湾にF35を売却するとの一部報道について「中国は、いかなる国であれ台湾への武器売却に反対する。武力により統一を拒絶する行為に活路はない」と述べた。

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