米空軍、ICBMを南太平洋に向け試験発射、北朝鮮をけん制

 米空軍は26日(現地時間)、カリフォルニア沿岸で、北朝鮮を射程範囲に収めた非武装大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の試験発射行った。核とミサイルの試験を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。APが伝えた。

 空軍によると、ミサイルはカリフォルニアのバンデンバーグ空軍基地から発射され、6759キロ離れた太平洋、マーシャル諸島のクェゼリン環礁に到達した。

 非営利国際平和団体「核時代平和財団」は、北朝鮮の核とミサイルによる緊張が高まる中、ICBMの試験が行われたことについて「自身の試験は正当化し、北朝鮮の試験を脅威というのは、ダブルスタンダードだ」として批判している。

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