北朝鮮の第6回核実験が間近かに迫っているとされる中、大気中の放射性物質を探知し、核実験の有無を判断する米国特殊偵察機WC135が20日、日本海上空に緊急出動したことが分かった。聯合ニュースが報じた。(写真は聯合ニュースのキャプチャー)
この特殊偵察機の出動は北朝鮮の核実験の兆候が濃厚だという未確認情報によって行われた可能性がある。また、実際に核実験の際、本格的な任務遂行のための準備であったとも考えられる。
韓国政府筋は「米特殊偵察機WC135が本日、東海(日本海)上空に緊急出動したことが確認された。北朝鮮の核実験に備えた活動と判断される」と述べた。
米空軍所属のWC135は7日、沖縄県の嘉手納空軍基地に到着し、出動準備していた。
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