中国外交部の陸慷報道局長は18日、定例記者会見で、栗戦書・中国共産党中央弁公庁主任が4月25~27日、ロシアを訪問すると発表した。訪露の目的などは明らかにしていないいが、中露関係、朝鮮半島、シリアなどが議題になるとみられている。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
台湾中央社によると、朝鮮半島情勢の緊迫とともに、中国とロシアが活発な発言を始めた。中国の王毅外相は14日、ロシアのラブロフ外相が電話会談を行い、朝鮮半島問題での対話を関係各方面に呼びかけた。王外相は「朝鮮半島での戦乱を防ぐことは、中露の利益につながる」と述べた。
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