有毒化学品でモツ加工、深センの無許可工場を摘発

 広東省深セン市公安局(警察)羅湖分局などは12日、有毒化学品を使いモツ(内臓肉)を加工していた無許可の食品加工場を摘発し、有毒の食品40トンを押収した。金羊網が13日伝えた。

 今年1月、価格が低く、色やつやなど見た目がおかしく、有毒と疑われるモツが同市羅湖地区の卸売市場で売られていると市民から通報があった。

 警察などが調べたところ、モツから基準値を大幅に上回る水酸化ナトリウム、過酸化水素水を検出。内偵の結果、大規模な無許可加工場の存在が明らかになった。

 警察などは3月17日、食品加工場を捜索し、76人を連行、水酸化ナトリウム化学品1.5トンを押収した。モツには、ヒ素、鉛などの重金属も含まれていた。海外から密輸入されたとみられる。

 食品加工場は2016年9月から摘発されるまで、1日に8000トンを加工。毎月約300万元(約4700万円)を売り上げていた。

(参考)http://news.163.com/17/0413/13/CHTHM5BV00014AEE.html

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