米軍の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)配備をめぐる中韓関係悪化の影響で、韓国第1と第2の自動車メーカー、現代自動車と起亜自動車が中国での生産を減らしたことが分かった。華爾街見聞が伝えた。
起亜自動車は中国工場のシフトを削減。現代自動車も、北京にある3工場のシフトを、3月中旬から1つ減らした。現代自動車はさらに、3月24日~4月4日、工場1カ所の操業を停止した。
両社の関係者は「最近、中国のディーラーの来訪が減った。中国消費者の間で、韓国製品に対する興味が低下している」などと話している。