遼寧省大連市甘井子区の34階建て高層マンションで3日午後10時ごろ、25階の一室で爆発があり、女性が投げ出されて転落し死亡した。ボンベ入りのプロパンガスが爆発したとみられ、消防などが原因を調べている。環球網が4日伝えた。
爆発現場周辺の住戸でも窓ガラスが割れるなどの被害が出た。また、住民多数が屋外に避難した。
マンションでは都市ガスが通っておらず、一部の住民が炊事用にボンベ入りプロパンガスを使っていた。
現場と同じ階の住民は「爆発とともに玄関のドアが倒れた。廊下は煙とちりが充満して何も見えなかった。エレベーターが使えず、階段を使って逃げた」と話している。
別の階の住民のは「ベッドに横になっていたら、大きな音がして部屋が揺れた。地震かと思った」と語った。