北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、米戦略爆撃機B1Bが3月15~30日の15日間に朝鮮半島に5回飛来したと報じた。聯合ニュースが伝えた。
米戦略兵器が短期間に集中的に朝鮮半島に出撃したのは極めて異例。北朝鮮が第6回核実験などの挑発の兆しを見せていることに対し、米国が高い警告メッセージを送ったものと観測されている。
朝鮮中央通信は「3月15日から30日の間、グアムに配備された核戦略爆撃機B1Bが5回にわたり延べ9機が出撃し、南朝鮮上空でわが国の重要対象物を不意に攻撃するための核爆弾投下訓練に狂奔した」と非難した。
韓国軍関係者は、同通信の報道について「B1Bが、最近半月の間、5回出撃したのは事実だ」と述べた。
韓国軍は、B米戦略兵器の朝鮮半島展開は必要な時だけ公開し、軍事、安全保障上の秘密とするという原則を堅持している。
(参考)http://www.yonhapnews.co.kr/nk/2017/04/01/4807020000AKR20170401022851014.HTML