遼寧省大連市で建造中の国産空母第1号艦「001A」が、4月23日の中国海軍記念日に進水する見通しとなった。中国海軍の王維明副参謀長も、001Aが今年上半期(1~6月)中に進水すると述べた。博訊新聞網が伝えた。 中国の軍事専門家も、造船所で建造中の空母の写真から「001Aの進水の条件が整ったのは確かだ。重要な記念日を選んで実施し、解放軍の中での特別な地位を示そうとするはずだ」と話している。
001Aは、中国がウクライナから購入し改良した現有の空母「遼寧」の運用経験を参考にレーダー、通信設備、兵器に改良を加えた。中国の専門家によると、技術レベルは米空母に近づいたほか、英仏を上回る。日本のヘリ搭載護衛艦(ヘリ空母)より威力が大きいという。
001Aは通常動力の中型空母で、スキージャンプ式飛行甲板を持つ。排水量は6.5万トン。殲15型艦載機を40~50機搭載できるとみられる。
(参考)href=”http://boxun.com/news/gb/china/2017/03/201703280006.shtml#.WNmlGvmLTIU”>http://boxun.com/news/gb/china/2017/03/201703280006.shtml#.WNmlGvmLTIU