湖南・長沙でW杯予選の中韓戦、機動隊8千人が厳戒

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選の中国対韓国戦が23日、湖南省長沙市のスタジアムで行われた。地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)配備を巡り、中韓関係が緊張する中の開催のため、両国サポーターの衝突を警戒し、機動隊約8000人が警戒に当たった。香港紙・星島日報が伝えた。

 メディアでは、行進する機動隊員や停車中の装甲車などの模様を映した影像が公開され、ネットユーザーからは「戦争のようだ」とする感想が書き込まれた。
 中国当局は、中国チームが負けた場合、サポーターの騒ぎを誘発する恐れがあるとみて、大衆が集まる場所での試合の放映を禁じた。また、会場の賀龍体育場では、韓国人サポーターの専用区と専用通路が設けられた。

(参考)星島日報

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