米ニュースサイト、アクシオスは13日、関係者の話として、トランプ大統領と習近平国家主席が4月6~7日、トランプ氏の別荘「マー・ア・ラゴ」で会談すると伝えた。
英BBC放送中国語版が14日伝えた。
米ホワイトハウス、中国政府ともコメントを発表していない。報道が事実なら、両首脳の会談は今度の米中関係のあり方を決める重要な意義を持つ。
トランプ氏は過去数カ月間、不公平な貿易政策、南シナ海での軍事施設建設、北朝鮮の核・ミサイル開発をやめさせるための努力不足などについて、中国を厳しく批判してきた。
今後、首脳会談に先立ち両国の対話が行われ、新たな米中関係のあり方について模索が続くとみられる。
王毅外相より上位の楊潔チ国務委員(外交担当、チは竹かんむりに厂、下に虎)が4月に訪中し、米国と2国間貿易や安全保障問題について話し合った。
また、米国のティラーソン国務長官が今月、日本、韓国の後、中国を訪問する。