吉林で毛主席肖像持ち数十人デモ、韓国製品不買訴え

 韓国ロッテ・グループが、地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)配備用地を韓国軍に提供すると決めたことに反発する民間の行動が中国で頻発している。吉林省では5日、故毛沢東主席の肖像を掲げた市民十数人が「韓国製品をボイコットせよ」などと叫びながらデモ行進した。AFP電などを引用し、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 類似の抗議デモは中国の多くの地区で起きており、ロッテ・グループは、投資額26億米ドルのテーマパークの建設が中断したり、ウェブサイトがハッカー攻撃を受けるなど、被害を受け始めた。

  •  中国の旅行会社の多くは「政策と安全への配慮」を理由に韓国ツアーの派遣を中止した。中国民間では、自国の巨大市場を利用し、「ニンジンと棍棒」により韓国へ圧力をかけてTHAAD放棄を求める声が次第に高まっている。

    (参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/3-03052017123445.html

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