江西省南昌市紅谷灘新区で25日午前8時ごろ、ホテル「白金匯海航酒店」で火災があり、同日午後4時までに10人が死亡した。新華社が伝えた。
出火後、午前11時半までに宿泊客ら約260人が避難、16人が病院に運ばれうち3人が死亡した。また、消防隊が火元近くで7人の遺体を発見した。
ホテルは24階建てで、2階の内装工事中のカラオケ店が火元。置いてあった建築資材に何かの火が付き、燃え広がったとみられる。警察は工事の責任者ら7人を拘束し、出火原因をさらに詳しく調べている。
23階に宿泊客は「濃い煙で目が覚めた。客室のドアを開けたら、廊下に煙が立ち込めていた」と話している。別の宿泊客は「煙がすごく、前が見えなかった。多くの客がスマートフォンの懐中電灯機能を使い逃げた」と話している。