天津市武清公安消防支隊は8日、武清区開発区にあるサムスン電子傘下のバッテリー製造会社、サムスンSDIの合弁会社工場で同日午後6時ごろ火災があったことを明らかにした。けが人はなかった。中国新聞網が伝えた。
同消防支隊は出火の通報後、消防車19台を出動させ消火に当たった。リチウムバッテリーと半完成品が火元とみられる。
合弁会社は、サムスンSDIと天津市中環電子信息集団有限公司が1996年に設立した大規模な合弁会社。総投資額は5億2000万米ドル。敷地面積は50万平方メートル。アップル、サムスン電子、台湾のスマホメーカー、HTC、フィンランドの通信機器大手ノキアなどにリチウムバッテリーを納入している。