中国男性で最多は肺がん、WHOが禁煙呼びかけ

 世界保健機関(WHO)はこのほど、中国人男性で最も多いがんは肺がんだとして、3億1500万人の上る中国の愛煙家に禁煙を呼びかけた。澎湃新聞網が伝えた。

 WHOが引用した中国医科学院のまとめによると、中国では2015年、280万人ががんで死亡したほか、新たに420万人ががんと診断された。患者、死者ともに増加が続いている。

 中国で男性に最も多いの肺がん、女性は乳がん。WHOは男性に肺がんが多い原因を、3億人を超える喫煙者数の多さのためとみている。WHOはこのほか、大気汚染も肺がん発症率が高止まりしている原因と指摘した。

(参考)

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