大気汚染の虚偽情報ネットで散布、成都の男性を拘留

 昨年12月から深刻なスモッグに見舞われている四川省成都市で、ネット上で虚偽情報を散布したとして、同市の男性が警察から5日間の行政拘留処分を受けた。台湾中央社が伝えた。

 成都市公安局によると、1月5日にネット上に「成都市気象局が初のスモッグ赤色警報」と題する書き込まれ、「成都は2000年来、最も深刻なスモッグに覆われる」と予告。
「成都の大気質指数(AQI)は700を超え、一部地区では肺がんの臨界点の800になる」などと指摘した。いずれも虚偽の内容だった。

 情報は5日午後、ミニブロク、チャットアプリの微信やQQなどを通じて大規模に拡散し、同市公安局によると、社会の秩序を激しく混乱させた。

 警察の捜査の結果、情報は成都市内の男性(29)が掲載したことが分かった。男性は虚偽情報を流したことを認めたため、警察が行政拘留を科した。

(参考)

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