米誌が予測する第3次大戦の発火点5カ所、中国は3つに関連

 米外交専門誌ナショナル・インタレスト電子版はこのほど、2017年に第3次世界大戦の発火点になり得る5カ所」を掲載した。うち3カ所は中国が関係している。台湾紙・中国時報によると、中国の専門家は、大げさな見方だとして反発している。 

 同誌は「世界の大国は、かつてない不確実性に直面している」と指摘。「米国は極端に危険な発火点数カ所を通過することになる。これらは米国、ロシア、中国の争いを激化させる」とした上、朝鮮半島を筆頭に、シリア、サイバー空間、南アジア、バルト海の5カ所を挙げた。

 同誌によると、朝鮮半島は米国か北朝鮮による先制攻撃や、北朝鮮の体制崩壊などいくつかの要因で戦争が勃発。中国、ロシア、日本が巻き込まれる恐れがある。

 また、サイバー空間で中国とロシアが米国に攻撃すれば、米国による報復を受け、関係が緊迫するとみられる。

 さらに南アジアでパキスタンとインドが戦争を起こせば、中国と米国が巻き込まれる。

 中国の現代国際関係研究院米国研究所の達巍所長は「サイバー戦争は起こりうるが、その他は大きな衝突につながらない」と話している。

 

(参考)http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/5-places-world-war-iii-could-start-2017-18760

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