四川省成都市の成都双流国際空港は4日、近年で最も深刻な濃霧のため、午前1時半から11時43分まで閉鎖した。同午後3時半現在、計58便が欠航、多数が遅延となり、約2万人が空港内に足止めとなった。京華時報が5日伝えた。
同空港は濃霧の緊急対応を発動。搭乗ゲートが頻繁に変更になるなどしたため、休暇や非番の職員を動員し、乗客の誘導などに当たった。
同空港によると、継続時間、影響した便の数、滞留した乗客数のどれもが近年で最も多かった。
中国新聞社によると、成都市内では4日、高速道路多数が濃霧のため閉鎖となった。