公安部(警察)は1日、「人民警察法」改正案をウェブサイトで公開し、意見公募を始めた。改正案は、自然災害、事件事故、公衆衛生関連事件、治安事件が起きた際、県レベル以上の警察は、省以上の機関の許可を得て、インターネットの利用を制限できると定めた。澎湃新聞網が伝えた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、国家や公共の安全が脅かされるなど5種類の状況下、警察が警告しても効果がない場合、武器が使用できるとした。また、暴力による抵抗、公務執行妨害、警察への襲撃の場合、警棒などの装備を使用できると定めた。「警察への襲撃」を明文で定めたのは初めて。