ソニー中国の子会社である「ソニー電子華南有限公司」が、広東省広州市のカメラモジュール工場を同省深セン市の企業に売却することを決めたため、従業員が16日からストを始めた。外電を引用し澎湃新聞網が伝えた。
従業員は10日に工場出入り口を封鎖し、製品出荷を遅らせた。警察が出動したが、16日にストを始め、工場の操業は現在、停止中。従業員は「工場を勝手に中国企業に売却するな。ストが嫌なら、補償を支払え」などと叫んでいる。
中国子会社は「従業員の合理的な要求には耳を傾けたい。現在、広州経済技術開発区の当局の指導のもと、従業員と誠実に意思疎通を図ろうとしている」と話している。