世界の自由と人権状況を監視する国際NGO、フリーダム・ハウスは15日、「2016年ネットの自由リポート」を発表、中国を世界でインターネットが最も不自由な国の1つに再び認定した。
リポートによると、中国は、ネットの検閲などに抗議する活動家を弾圧したほか、ネット上の言論を規制する法律を多数制定した。例えば交流サイト(SNS)でうわさを拡散した場合、最高で懲役7年が科されることがある。
海外ニュースサイトの閲覧も制限され、英誌エコノミスト、香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが、2015年に天津市で起きた爆発事故の報道をきっかけに、中国では閲覧ができなくなった。