中国企業15社、化学兵器級の禁止薬物、対米輸出継続

 化学兵器並みに毒性が強い、禁止薬物「カーフェンタニル」を、中国企業15社が米国に輸出していたことが分かった。AP通信の報道を引用し、英BBC放送中国語版が伝えた。

 カーフェンタニルはの輸出は、判明しているだけで今年7月以降これまでに、米国の8州で計400件に上る。

 中国企業15社は、メールやウェブサイトで販売中の薬物のリストを写真と価格付きで掲載。その中にカーフェンタニルが含まれていた。品物は中国から航空貨物や航空郵便で直接購入者に送られ、当局による捜査が困難となっている。

 カーフェンタニルは吸引すると死亡することがあるほか、強い毒性のためテロに使われる恐れもある。

 中国企業のうち一部はカーフェンタニルの販売を中止したが、9社が取り扱いを続けている。

 10月現在、販売価格は1キロ当たり2750米ドル(約28万円)。米国のほか、カナダ、英国、ドイツ、フランスなどにも輸出されていた。

 違法薬物の販売業者は、カーフェンタニルを同じ性質をもつが薬効が小さいフェンタニルとともにヘロインなどに混ぜ販売している。

 カーフェンタニルは、中国では販売規制を受けておらず、合法的に製造しネット上などで売られている。

 

(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2016/11/161103_china_chemical_weapons

タイトルとURLをコピーしました