中国軍が北朝鮮国境付近に軍事基地、体制崩壊に備えか

 中国軍が今年8月から、北朝鮮との国境に近い吉林省延辺朝鮮族自治州龍井市で軍事基地の建設を始めたことが、このほど分かった。用地の村民は全部、立ち退きを命じられた。国境からわずか1.5キロで、北朝鮮の崩壊に備えた動きとみられる。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 同自治州の住民は「中国の指導者は、金正恩政権崩壊後、北朝鮮の難民が大量に越境してくる緊急事態が起きることを想定しているのだろう」と話している。

(参考)

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