全人代、香港2議員の資格はく奪、香港独立に反対

 全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は7日、香港立法会の独立派2議員が規定に沿わない方法で就任を宣誓したことに対し、宣誓を拒絶し無効とみなされるとして、議員資格を失うとの判断を示した。全人代の張徳江委員長(議長)は、判断は「香港独立」に反対する断固とした立場を示すものだ述べた。香港星島日報が8日伝えた。

 同委員会は7日、香港公務員が就任時に行う宣誓について定めた「香港基本法」第104条に対する解釈を行い、同条が中華人民共和国への政治的忠誠を定めたものだと判断。宣誓を拒絶すれば公職に就く資格を失うとした。解釈は同委員会が全会一致で可決した。

 同委員会による香港基本法の解釈は、香港の中国返還以来5回目。香港紙・明報によると、香港の法曹界は、同委員会による解釈が香港の司法の独立を冒すものだとして反発しており、デモを計画している。

 

(参考)http://std.stheadline.com/daily/news-content.php?id=1502301&target=2

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