霧の上海・浦東で多重追突2件、9人死亡43人けが

 上海市浦東新区の「申嘉高速道路」で6日早朝ごろ、濃霧のため車両多数が絡む追突事故が2件相次ぎ発生し、6日午後5時現在、9人が死亡、43人が重軽傷を負った。新民晩報などが伝えた。

 1件は、申嘉高速道路の上海浦東国際空港から17キロ離れた地点で、停車中のワゴン車にタンク車が衝突。4人が死亡した。4人は、霧のため車を止め、外に出て道路の状況を見ていた際、事故に遭った。

 警察が事故の状況を調べていたところ、同じ高速道路から3キロ離れた時点で、工事用車両が大型トラック2台に挟まれつぶれているのを発見。車両の5人が死亡していた。

 警察は、事故2件の詳しい原因を調べている。

 上海市中心気象台は6日午前6時、濃霧では3段階2番目の「オレンジ警報」を発令。浦東新区の視界は500メートルだった。上海市内の高速道路多数で速度制限が行われた。

 

(参考)http://news.sina.com.cn/c/2016-11-07/doc-ifxxmyuk6075781.shtml

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