中国軍、南シナ海西沙諸島周辺で演習、米軍けん制か

 中国の海事安全部門は26日、中国海軍が27日から南シナ海の西沙諸島(パラセル諸島)海域で演習を行うとして、船舶に対し回避を呼び掛けた。台湾中央社が伝えた。

 同諸島周辺では21日、米海軍がミサイル駆逐艦「ディケーター」を航行させ、中国軍から退去を警告された。今回の演習は、米軍をけん制する意図があるとみられる。

 中国軍は南シナ海での演習を繰り返しているもようで、中国中央テレビ局はこのほど、南海、東海艦隊の航空隊が南、東シナ海で演習を行ったと報じた。

 演習は昼夜兼行で行われ、敵の島を爆撃する訓練も行った。中爆撃の命中率は90%を上回り、海岸の陣地、島、港湾に対する打撃力の高さを示したという。

 

(参考)http://news.mingpao.com/pns/dailynews/web_tc/article/20161027/s00013/1477504764769

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