米海軍筋はこのほど、中国が領有権を主張する、南シナ海西沙諸島(パラセル諸島)周辺を21日航行した米ミサイル駆逐艦「ディケーター」について、神奈川県横須賀市に本部を置く米第7艦隊でなく、カリフォルニア州サンディエゴ市の第3艦隊が指揮したことを明らかにした。英BBC放送中国語版が伝えた。
第3艦隊がアジア洋上の艦艇を指揮したのは、第2次大戦後初めて。朝鮮半島とフィリピン付近の2海域で、2艦隊を同時運用するためめ、試験を行った。第3艦隊の運用により、南シナ海での米海軍力が強化されることになる。
米海軍は、最近の戦略の変更で管轄を撤廃し、第3艦隊を遠隔地での「前方作戦」に従事させることにした。現在は第7艦隊がアジア最強の艦隊で、空母「ロナルド・レーガン」が、米空母では唯一、前方展開している。
同艦隊は、米六大艦隊の1つで、現在は東部、北部太平洋が管轄。米国と同盟国の海上貿易・石油輸送ルートの確保が任務となっている。
(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/trad/world/2016/10/161025_us_china_scs_3rd_fleet