海南省東方市対外宣伝弁公室は20日、同市の東方八所港の化学品岸壁で同日午後1時ごろ化学品運搬船で爆発があり、1人が死亡、1人が行方不明、13人が行方不明になったことを明らかにした。中国新聞社が21日伝えた。
同弁公室によると、運搬船は広東東莞豊海海運有限公司所属の「豊盛油8号」で、同港の化学品岸壁でナフサの積み込み作業をしていた際、機関室で爆発が起きた。
まもなく、東方市の消防隊が消防車9台、専門消防官50人を現場に急行し、消火作業に当たった。
「豊盛油8号」では乗組員17人が船内に取り残され、16人が救助されたが、うち1人が死亡。また3人が重傷、10人が軽傷を負い、病院に運ばれた。2人は無事だった。他に1人が行方不明になっている。
乗組員の救出が終わった段階で、機関室の燃料60トンと積み荷のナフサ3400トンの状況を確認した上、その後作業を進めた。20日午後5時現在、可燃性のガスは希釈され、火炎は見えなくなった。
(参考)http://http://finance.ifeng.com/a/20161021/14953164_0.shtml