完成後わずか6年で橋脚ぼろぼろ、地元政府が調査開始

 湖南省張家界市慈利県の「慈利レイ水大橋(レイはさんずいに豊)」が完成からわずか6年で橋脚部分がぼろぼろに破損していることが15日分かった。慈利県政府は事態を重く見て、設計、施工業者に調査を命じる一方、補修方法の検討を始めた。東方ICが伝えた。

 橋は8729万元(約13億5000万円)を投じ、2010年10月に完成した。全長696メートルで、幅20.5メートル、片側2車線の道路橋で、基礎は平均40メートルある。

 最近、同県内の水力発電所ダムが保守作業のため放水を行い、レイ水河の河床と橋脚が露出した。その際、橋脚が虫に食われたように、多くの箇所でコンクリートがはがれ落ち、鉄筋がむき出しになっているのが見つかった。市民からも安全性を心配する声が上がっている。

 

(参考)http://http://news.sina.com.cn/c/nd/2016-10-16/doc-ifxwvpaq1444739.shtml

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