新疆の高速道路で烈風、100人立ち往生、装甲車で救出

 新疆ウイグル自治区トルファン市トクスン県の連霍高速道路で14日夕、中、中国の風力階級で風速28.5~32.6メートル/毎秒の「11級(暴風)」の猛烈な風が吹き、立ち往生したドライバーら約100人が15日午前3時半ごろ、消防隊の装甲車で救出された。中国青年網が16日伝えた。

 同市消防指揮所は14日午後7時ごろ、同市強風のためドライバーらが立ち往生し身動きできなくなっているとの通報を受けた。

 消防隊が急行したところ、現場では猛烈な風のため、砂や石が吹き付けていた。各所で大型トラックが横転。石が当たって、多くの車で窓ガラスが割れていた。

 消防隊は、身を丸めて車内に残っていたドライバーらを助け出し、装甲車で安全な場所に運んだ。消防隊員はいずれも擦過傷を負ったという。

 現場周辺は「三十里風区」と呼ばれる盆地。特殊な地形のため、風力が急に強まり、車の通行が危険になることがある。

 

(参考)http://news.jschina.com.cn/system/2016/10/16/029819763.shtml

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