中国東方航空の2機が11日昼、滑走路上で危うく衝突しそうになった事故で、中国民用航空局は12日午後、管制官のミスが原因だったとの見方を明らかにした。北京晩報が伝えた。
同空港で11日正午ごろ、東方航空のA320型機が離陸しようとした際、別の東方航空A330型機が滑走路を横切ろうとしているのを発見、A320型機の機長がとっさに離陸を敢行して衝突を免れた。
同局は関係者から事情を聴くとともに、操縦室内や通話内容の録音、レーダーの映像記録などを分析した結果、管制官の指示の誤りが原因だったと判断した。調査はさらに続いている。