9月28日夕に山崩れが起きた浙江省麗水市遂昌県の北界鎮蘇村では、救出作業が続いており、5日午後9時現在、死者は15人、行方不明者は12人となっている。新京報が7日伝えた。
同県政府によると、事故当時、現場で住民の避難を指揮していた北界鎮の幹部1人も死者に含まれる。
山崩れは台風14、17号の影響で発生し、同村の民家20棟が土砂に埋まった。同日崩れた土砂は40万立方メートルに上った。
同村の1460人が避難し、うち10人がけがをして病院に運ばれた。浙江省政府は28日、計27人が行方不明になったと発表した。
現場は、遂昌県政府は「地質災害予防プラン」で、2013~15年の3年連続、北界鎮蘇村を地質災害の危険地区に指定。住民の移転を急ぐべきだと指摘していた。
(参考)http://news.china.com/domesticgd/10000159/20161007/23709397.html