遼寧省人民代表大会(省議会)第12期第7回会議準備委員会は17日、代表(議員)452人が第12期全国人民代表大会(全人代=国会)代表の投票買収で失職したと発表した。BBC中国語版が伝えた。
遼寧省人大は2013年、第12期1回会議で、省人大代表619人のうちから102人を第12期全国人民代表大会(全人代=国会)の代表に選出した。うち45人が投票買収で当選しており失職する見通しだ。
人大代表619人のうち、523人が買収投票に関わったとされる。中国共産党機関紙、人民日報によると、省レベルの人大で大規模な投票買収が起きたのは1949年の建国後初めて。
中国の各レベルの人大代表選挙は、1つ下級の人代がが選ぶ間接選挙となっている。