中国海軍の梁陽報道官は11日、年次計画に基づき、中国とロシアの両海軍が12日から、広東省湛江市以東の南シナ海で、海空合同演習「海上聯合―2016」を実施すると発表した。期間は8日間。台湾中央社が伝えた。
香港紙・明報によると、米海軍も12日、グアム沖で大規模演習「バリアント・シールド」を実施する。兵員1万8000人と航空機180機のほか、米海軍の原子力空母、ロナルド・レーガンが配備先の横須賀基地(神奈川県横須賀市)から駆けつける。
梁報道官によると、中国海軍は南海艦隊が主力で、潜水艦、戦闘機、海兵隊が参加。ロシア海軍は太平洋艦隊の駆逐艦、揚陸艦などを派遣し、防空、対潜水艦、上陸作戦などの演習を行う。
台湾蘋果日報によると、米軍の演習は中露の演習に対抗する狙いがある。日本もロシアの参加艦艇への監視を行っており、米日が連携して中露に対抗する意味が濃厚になった。
中露合同海上演習は2012年から毎年1回行われ、12年は山東省青島市沖の黄海、13年はロシア・ウラジオストク沖の日本海、14年は中国・長江沖の東シナ海で実施。15年は地中海とウラジオストク沖の日本海で2回行われた。