広東・広州でバドワイザーのニセ物工場摘発

 広東省広州市の模倣品・粗悪品取り締まり当局など8月30日、同市従化区でバドワイザー・ビールのニセ物を製造していた工場を摘発し、容疑者3人を拘束した。南方網などが伝えた。

 当局は、製造機器のほか、空き缶3万6000個、包装用の紙箱1万2000個、330ミリリットル缶入りのニセ物のバドワイザー2万6000個(約150万円相当)を押収した。

 当局は先に、同市花都区でビール缶の違法再生工場を摘発しており、製品がニセ物のバドワイザーの製造に使われたものとみている。

 再生工場では使用済みのビール缶を、缶底の製造日を新しい日付に書き換えるなどの加工後、出荷していた。使用済みの缶は、水道水で簡単に洗っただけで、消毒は一切されていなかった。また、極めて不衛生な環境で加工作業が行われていた。

 同市のニュースサイト、金羊網は▽定価より1元(約15円)以上安い▽ラベルや商標が不鮮明▽ビンの王冠がゆるい――などは模倣品のビールの恐れが高いとして注意を呼び掛けた。

 

(参考)http://gz.southcn.com/content/2016-09/05/content_155260838.htm

タイトルとURLをコピーしました