東南アジア諸国連合(ASEAN)は7日、ラオス・ビエンチャンで2日間の首脳会議を終え、議長国のラオスが声明を発表した。声明は、7月にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が、南シナ海の領有権を巡って出した判決には触れなかった。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。
声明は、フィリピン、ベトナムなど一部の加盟国が領有権を巡り中国と対立する南シナ海情勢への深刻な懸念と、紛争の平和的解決、国際法の順守などを呼び掛けたものの、中国を名指ししなかった。
声明は、南シナ海の航行の自由や飛行の権利の重要性を確認。2002年の「南シナ海行動宣言」の順守を改めて求めた。同宣言は、中国ASEAN外相会議で採択されたもので、紛争の平和的解決などを誓ったが、法的拘束力はない。
(参考)http://www.voachinese.com/a/news-asean-chairman-statement-20160907/3497209.html