造船大手、中国船舶重工集団傘下の国有ディーゼルエンジンメーカー、陝西柴油機重工(本社・陝西省興平市)で8月30日、リストラに抗議して40代の従業員が焼身自殺を図った。博訊新聞網が1日伝えた。
同社は2015年末から企業の経営改革に着手。女性45歳、男性55歳以上の従業員に自宅待機を命じたが、生活費の支給は1カ月に1420元(約2万2000円)にとどまる。このほど自宅待機の年齢をさらに引き下げた。
焼身自殺を図った従業員は、リストラの撤回を求めて幹部と交渉したが成果はなく、アルコールを体にかけて火を付けた。従業員は同省西安市の病院に運ばれて治療を受けているが、詳しい状態は分かっていない。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/09/201609011012.shtml#.V8jSrZiLTI