1人を暴行し殺害したとして強姦殺人容疑で、同省白銀市の高承勇容疑者(52)を逮捕した。
調べによると高容疑者は1988年5月から2002年2月までの約14年間、同市内と内モンゴル自治区包頭市で女性11人を暴行し刃物で殺害した疑い。
警察によると、高容疑者は殺害した女性の遺体の一部を切り取るなどしていた。女性はいずれも自宅や社員寮で被害に遭った。被害者には8歳の女児が含まれていた。高容疑者は容疑を認めている。
警察が最近、事件の再捜査を行ったところ高容疑者が浮上。現場に残した指紋とDNA情報が逮捕の決め手となった。
11人のうち9人の殺害は白銀市内で起きた。残虐な連続殺人事件の発生で、当時市内では恐怖感がまん延。校内に寄宿していた女子中学・高校生が、一時自宅に引き上げるなどの騒ぎになった。
高容疑者は、白銀市内の白銀工業学校内、文具や菓子を売る購買部を妻と受託経営していた。