ハルビンのプールで泳いだ子ども225人がEBウイルス感染

 黒龍江省ハルビン市のプール「飛魚遊泳倶楽部」の水泳教室に参加した子ども225人が、高熱や目の腫れなどを訴え、一部がエプスタイン・バー(EB)ウイルスへの感染と診断されたことが24日分かった。同市の衛生当局はプールの水を採取して、調査を始めた。25日付京華時報が伝えた。

 EBウイルスは感染者との接触で伝染し、軽いかぜに似た症状が出る。まれに重症化し、高熱、のどの痛み、リンパ節の腫れなどの症状が現れる。

 225人はプールに行く前は健康だったが、帰宅後、高熱、目の腫れ、せきなどの症状が現れ、41度の高熱となり入院する子どももいた。1人は症状が深刻で、EBウイルスへの感染のほか、肺炎、脳炎などと診断された。 飛魚遊泳倶楽部は公共事業体が運営し、プールのほかフィットネスクラブなどを併設している。プールの衛生許可は16年6月6日以降、失効していた。

 飛魚遊泳倶楽部は、プールを営業停止にした上、通風設備の改修を行った。また、市の衛生当局が調査を進めている。

 

(参考)http://news.xinhuanet.com/local/2016-08/25/c_129253299.htm

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