中国で2013年、PM2.5(微小粒子状物質)により91万6000万人が早死にしたとする内容のリポートを、清華大学と米健康影響研究所(HEI)が18日発表した。世界でPM2.5により早死にした人の32%を占める。また、中国でPM2.5の最大の発生原因は、工場による石炭の燃焼だと指摘している。網易が伝えた。
リポートによると、2013年には中国の18省・自治区・直轄市でPM2.5で早死にした人が1万人を超えた。人口が多い山東省は約9万人、河南省では約8万人に達した。中国では大気汚染が死亡リスクのランキングで第5位。高血圧とたばこに次いでいる。多数の死者をもたらすPM2.5の主な発生原因は家庭での調理でなく、工場での石炭燃焼とみられる。
中国は石炭の生産大国であると同時に世界最大の消費大国で、13年の消費量は36億1000万トンと、世界の同年の消費量の半分を超えた。13年は大気中のPM2.5の40.3%が石炭由来。中でも工場と発電用の石炭がPM2.5の発生源だった。自動車保有台数の増大も大きな要因となっている。